自分だけの表現集は宝物だ!

あなたもきっと、市販の語彙集や表現集を使って勉強したことがあると思います。

受験対策などには確かにすごく役立つでしょう。

「ビジネス場面で使う英語」とか、
「海外旅行で使う英語」、
「海外生活を始めるのに知らないと困る英語」、

といったふうに、場面や状況が明確に決まっているときも
それぞれのニーズに対応した市販教材を使うのが一番てっとり早いです。

でも、そういう学校英語的な勉強法は
あなたが、カジュアルな会話、楽しく人とつきあうための会話に使う
語彙や表現を身に着ける点では必ずしも効率的ではありません。

なぜかというと、市販の教材は
ものすごい数の候補の語彙や表現の中から
最大公約数的なものを選んで商品にしてるから。

ま、売ろうと思えばそうするしかないわけで。。。

例文や会話も、万人向けで一般的状況になりがちなので記憶に残りにくい。

だから一生懸命覚えようとするのも「英語のお勉強」的に
なりがち。ま、それが悪いわけじゃないんですが。

確かに「常識的」な語彙や表現を手っ取り早く知ることができる、という
点では市販教材はプラスです。

「そういやいつか勉強したな」と思える語彙・表現を短期間で増やすのに便利。

映画や海外ドラマを観るときも、
「知らない表現+聞き取れない音」に挑戦するのでなく
「知ってる表現だけど聞き取れない音」というふうに、敷居を低くできる利点もあります。

いっぽう、市販教材の中の「最大公約数」的な語彙・表現・例文が
あなたの感性に訴えかけるものばかり、ということはまずありえない。

(ナマ英語の素材が難しければ、まずは英語学習者用に作られた市販教材を使うしかありませんが、
マジメに「全部使えるようにしよう」等と考えずに使いたいものだけ徹底する。残りは読んだり聞いたりしたときに思い出せれば十分、というスタンスがいいと思います。)

でも、それが、あなたの好きな映画のシーンで
主人公がばっちりきめたセリフの表現だったら?

そのセリフだけ他人が見ても、「ふーん、そう」くらいか
前後関係を知らないんで「なんのこっちゃ」と思われる。

でもあなたにとっては、忘れたくても忘れられない強烈なインパクトがある。

そういう表現を感情をこめて口に出して繰り返して覚え
実際使う場面を思い浮かべてワクワクする。

もう、勉強というより趣味、遊びになってきます。

高校2年くらいまでの英語がしっかり身についている、
また、 英文瞬間作成力が身についてきた人は
そういうインパクトのある表現だけ集めた
自分だけの表現集を作ることがオススメです。

あなた自身が「使ってみたい!」とか「ぜひ覚えちゃいたい」
と思える語彙や表現、セリフ、センテンスを集めて作ります。

好きなものを集めればより現実味がわきます。
アウトプット訓練の、ひとり言や、自分ネタにも、すぐに結びつく。

実際に何度か使ってみることで
それはもう「あなただけの」言葉になっている。

大切なことを何点か。

「自分だけの表現集」のネタには
なるべく音声のある素材を使いましょう。
また、この逆になりますが、
音声の素材は英文スクリプトで意味をしっかり確認できるものを使います。

そして、まずは聞くことから始める。
聞いて、わからなければ推測して、わからないなりに真似てみて、
さらに推測して、それから始めて文字を見る。

リスニング、発音、スピーキング、ライティングのすべてに
ものすごい効果です。

そうやってあなたが「発見」した語彙や表現などを
ノートやエクセルにまとめて定期的に復習し、記憶をチェックしていく。

世界に一つしかない「あなただけ」の教材。宝物です!

音声のある素材としては
映画や海外ドラマのDVD、ストリーミングサービス。
できればトランスクリプトを見つけてダウンロードしましょう。

ウェブでアクセスできる無料音声+スクリプトのある
インタビュー、ルポやコメンタリー(ニュースよりも口語的)などもオススメ。
代表的なものは TED.com や NPR (National Publick Radio), PBS (Publick Broadcasting service)など。Youtubeでも字幕付きの動画が増えていますが、あれは自動生成字幕なんで
意外と取り違えがあります。

ごく短期間で、あなたの感性にしっくりくる言葉をたくさん見つけるには
あなたの好きなトピックのウェブサイトやブログ
ウェブ版のある人気雑誌などで、
どんどん記事を読むのもすごくいいです。

雑誌の読者投稿なんて、毎日使える口語英語の宝庫です。

いちばん大切なことは、あなた好きなものを読むこと。

映画のシーンで覚えた言葉を忘れられないのと同じで
ワクワクしながら読んだ記事の言葉、
前後関係の文脈の中であなたに印象の強かった言葉、
これは、いったん覚えれば忘れないし、すぐに使ってみたくなります。

このような多読は、リスニングをするステップがない分だけ
手っ取り早く好きな表現を集められます。
ポップアップ辞書などのツールを使えば
辞書をひく手間も省けます。

その他のオススメ素材は、

映画や海外ドラマの(無料)スクリプト
ペーパバック(あまり「文学」してないものがよい。映画化されたベストセラーなどは
会話も多いし、地の部分も口語表現が多いのでオススメ)といったところです。

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